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S&S 124ci EVO Black Eddition
2017/9/24
S&Sから1984-’99年のキャブ仕様フレームにマウント可能な、124ciブラックバージョン・エンジンがリリースされました。
(ポリッシュ仕様、シルバーは既にリリース済み)
エボリューションエンジンも、車両としては生産終了になってから20年近く経つので、色々とトラブルを抱えているライダーも少なくないのではないでしょうか?
エボリューションエンジンの問題の一つに、スタッドボルト付近のケースにクラックが入る事がありますが、これはメーカーにクレームすると、同じケースナンバーを打ったものと交換してもらえていましたが、現在はどうなんでしょう?
数年前に、エボリューションエンジンの販売終了のアナウンスがありましたが…
ケース交換となると大仕事ですし、どうせならその他の部品もリフレッシュしようと言うことで、更に高額になりますね。
だったら、いっその事エンジン載せ替えた方が早いんじゃないかな?
と言うことで、124ciコンプリートエンジンです。
基本スペックは変わらず、カタログ値128.2HP/133.2FTLBです。
その他詳細はこちら(メーカーHPより抜粋)
最後に記載されていますが、高出力エンジンのため、ハイパフォーマンスクラッチが必要になるようです。
FITMENT
- 1984-1999 Carbureted Chassis
- Custom Chassis designed for Harley-Davidson® Evolution® Engines
FEATURES AND BENEFITS
- Huge Power increase over stock engine
- 124 cubic inch displacement
- 4 1/8″ Bore
- 4 5/8″ Stroke
- 640 Cam
- 1.671″ diameter Crankpin
- .927″ Wristpin
- Piston Cooling Jets
- S&S Forged Pistons
- 10.8:1 Compression
- S&S 3 Piece Flywheel
- HVHP Oil Pump
- Electric Compression Releases
- S&S Super G Carburetor
- S&S Slasher Air Cleaner
- S&S Superstock Ignition
*Will require high performance clutch
お問い合わせは、info@greasedlightningmc.com 又は、お問い合わせフォームからお待ちしております!!
S.T.D. Development訪問
2017/9/7
先日、久しぶりにS.T.Dに寄ってみました。
あるショップのオーナーを探す手がかりが無いか聞きに行ったのですが、なんとその場で探していた人物を発見!
一気に用事が済んでしまったので、その後はいつもの雑談になり、S.T.Dを出たのが午後8時。
オーナーは、以前NHRAのファニーカーを自作で参戦していた事もあり、レースの話でいつも長居してしまいます。
一時期ほどの販売量ではないと言っていましたが、シリンダーヘッドを加工中でした。
このヘッドは、特殊なアルミ材を使っているため、耐熱性、強度には定評があります。
あまり表に出ていない部品や冶具なども多数置いてあったり、非常に情報量の多い興味深いショップです。
Rivera/Primo移転
2017/9/1
また歴史の一幕が終わりました。
新オーナーの元ビジネスは継続されますが、今までのWhittier からSanta Barbaraに移転しました。
それに伴い、名物セールスマンのBen、20年以上お世話になったカスタマーサービスのおばちゃんが退職しました。
Riveraは、私がドラッグレースに参戦していた際、4バルブヘッドを使っていたこともあり、サポートしてもらっていたメーカーなので、非常に残念です。
STD、Delkronなども会社が売却されつつも継続していますが、90年代の盛り上がりは感じません。
ま、これが世の中の流れなのでしょうね…
老舗メーカーには、これからも頑張って欲しいものです。