Lucky Dave’s訪問
2017/8/24
最近、急激に注目を集めている、南カリフォルニア・オーシャンサイドを拠点に、主にクラブ系のシートや、ハンドルバーを製造販売している。
この日は、オーナーのDaveにアポを取って行ったにも関わらず、ご本人不在。
代わりに、デイデイがショップ案内や、情報提供をしてくれた。
そもそも店名の由来は、オーナーDaveのあだ名の”Lucky Dave”に由来しているらしい。
Daveは見た目に似合わず、休日は慈善活動を行ったりと、人懐っこい人物でした。
現在は、Lucky 13 Barや、タックアンドロール/ダブルダイヤモンドなどのステッチ施したシートを主に手掛けているが、
ショップ内には試作品とまでは行かないが、小物も見かけたので今後ラインナップに加わる可能性もあるのでは?
とにかく注目のLucky Dave’sの今後に期待ですね。
Knot’s Berry Farm最速ライド
2015/9/24
ロサンゼルス界隈で絶叫マシーン遊園地と言えば、Six Flag(マジック・マウンテン)が有名ですが、LA近郊のナッツベリーファームのTHE XCELERATOR (エクセレーター)はお勧めのアトラクションです。
ナッツベリーファームですが、以前は子供向けのほのぼのしたイメージの遊園地でしたが、ここ数年で絶叫マシーンが増えてます。
その中でもお勧めなのが、エクセレーターというドラッグレースの加速を味わえるコースター。
スタート地点にはツリーがあり、乗り物もホットロッド風デザインがイケテマス。
0~130㎞まで2.3秒、その加速感はかなり凄いです。
”かなり”って曖昧な表現ですが… 笑
因みに、現在のNHRA Pro Stock Bikeだと100㎞まで1秒程ですが、バケットシートに押し付けられる加速感は一度体験する価値ありです!!
夕焼けも綺麗だったので、雰囲気だけでも伝われば…
Drag Race豆知識 【ステージング編】
2015/9/21
今回は、ステージングに関しての話です。
60ft(約18m)までのタイムがとても大事なドラッグレースでは、かなり効いてきます。
ステージングとは、2本の電光管をフロントタイヤが遮った時、イエローライトが点灯します。
①通常のステージング
2本の電光管の中央にフロントタイヤを持って行き、ここからスタートします。
②ディープ・ステージング
1本目(手前)の電光管をフロントタイヤの後端がギリギリかかっている状態でステージングします。
(実は、このメリットが把握できていません)
強いて言えば、ゴールまでの距離が短いくらいでしょうか?
③シャローステージング(お勧め)
2本目(奥)の電光管をフロントタイヤの前端がギリギリかかっている状態。
スタートまでの加速距離が長くなるため、ET計測開始時の車速を速く出来る。
早目にクラッチミートしても、フライングにならず車速を乗せる事が出来る。
リスクは、スロットルを開ける際、身体の動きで車両が後ろに下がっていてしまい、逆レッドシグナルになってしまうケースがあります。ww(経験談)
どちらにしても、あまり極端なステージングは避け③のシャローステージングを意識するのがお勧めですかね。
あとは、クラッチミートのタイミングを身につけるしかないですね。
写真の様なトレーニング機材もあります。
因みに、バイクのハンドルとクラッチレバーが付いたのを持っていましたが、効果の程は不明です。
あくまでも個人的見解ですので、事実とは異なる場合があります。 ご了承下さい。
Drag Race豆知識 【ウィリーバー編】
2015/9/19
本当は、ステージングについて書きたかったんですが、説明素材が無いため、ウィリーバーについて書きましょう。
ウィリーバーって何?
ただ単にウィリーを抑えるだけのバーではないのです。
その日の路面コンディションによって、リアタイヤのトラクションを調整する役割もあります。
勿論、リアタイヤのトラクションは、クラッチ、ロックアップウェイト、スタート時の回転数、その他諸々が関わっていますが。
余談ですが、ロードバイクなどでは、加速時にフロントが10~15cm浮いた状態がリアトラクションがベストだと聞いた事があります。
Moto GPを見ていると、そのくらいのウィリーに留まっていますね。
(トラクションコントロールで制御しているんでしょうけど)
今は無きAHDRA(All Harley Drag Racing Association)のレギュレーションでは、ウィリーバーエンドの最低地上高は2インチ(約5㎝)でしたが、それ以上であれば高さ調整は可能です。
●トラクションが良い時=バーを低めにして、ウィリーを最小限に抑える。
●トラクションが悪い時=バーを高めにしてウィリー量を増やす事でリアタイヤにウェイトを乗せる。
**上げ過ぎると一気にリアに荷重がかかり、ウィリーバーを支えにしてリアタイヤが浮き気味になってトラクションが抜けてしまいます。(極端な例ですが)**
次にタイヤの外周に白ペイントをしているのを見かけますが、これはタイヤのつぶれ具合を見るのに役立ちます。
データロガーを積んでいるので、スピン率等はグラフ化されますが、実際はどうなっているのか?
2枚目のゼッケン3のV&H号は、タイヤがつぶれておらず、ステアリングも右に切れているっぽいので、ホイルスピン量が多すぎる様に見えます。
3枚目はかなりタイヤがつぶれてますが、若干波を打ってるので、接地面が減っている可能性があります。
4枚目は理想的なつぶれ方をしているように見えます。
気持ちいいでしょうね~
因みに、リアタイヤには熱膨張を防ぐため、窒素を使っていました。
バーンアウトで温まって、空気圧が変化する可能性がありますから…
日本のレースでも、VHTを撒けるようになると格段にも楽しくなると思うんです。
素人分析ですが、こんな感じですね。
納得いただけましたでしょうか?
**あくまでも個人的見解ですので、事実とは異なる場合があるかも知れません**
ご了承下さい。